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DQ10/悪霊の神々に魔法使いで挑んだお話

2014.02.15 Sat
「武闘家・スーパースター・僧侶・僧侶」




この「テンプレ構成」に魔法使いをねじ込む枠なんてない、と諦めていました。



※長い。超長い。




「悪霊の仮面」

戦闘開始時6%の確率で必殺チャージをする謎めいた仮面



必殺技というものはパーティーに多大な影響を与えます。
魔法戦士の必殺技「マジックルーレット」によって枯渇寸前だった仲間のMPに潤いを与えるかもしれませんし
あるいは盗賊の必殺技「お宝ハンター」で、羨望していたアイテムが手に入るかもしれません。

そんな、必殺技を発動しやすくさせるアクセサリー、悪霊の仮面。





欲しくないわけがない。






悪霊の神々、つまりアトラス、ベリアル、バズズの3匹との戦いに挑み、勝利して、はじめて悪霊の仮面を手に入れるチャンスを得ることができます。
タイガークローで対象を圧倒的な攻撃力で切り裂き、時には最強の必殺技「一喝」で敵を痺れさせ行動不能にする武闘家。
ラリホーマで敵を一斉に深い眠りに落とし、その職特有の技「ボディーガード呼び」で自らの命を守るスーパースター。
大地の怒り、輝く息、バギムーチョ、イオグランデ……めまぐるしく襲いかかる全体攻撃をベホマラーで癒す僧侶。




魔法使いは……?


どの職よりも断然劣るHPと守備力ゆえ、普段は後方に離れ、前衛という大きな盾によってはじめて本当の威力を発揮できる魔法使い。
しかし今回は。
前衛の数よりも多い悪霊の神々たちは何の障害にも阻まれることなく各々が自由に動き回れるわけで、魔法使いはそれらが繰り出す怒涛の攻撃に耐えきれずすぐに倒れてしまうだろう、と容易に想像がつきます。
敵の猛攻を前に脆く崩れ去ってしまい、思うように攻撃に加担できない、更には魔法使いの蘇生によって僧侶の仕事を増やしてしまう。
はっきり言ってしまえば、


はっきり言ってしまえば、ただの「邪魔者」じゃないか……。






悪霊の神々、そして悪霊の仮面。
その存在に、ずっと見て見ぬふりをしていました。
しかし、チームのキャナルさんは違ったのです。


「あんみつさん、悪霊一緒に行こうにゃ!」


全く想像していなかったその発言に、只々びっくりしたのを覚えています。
貴重な悪霊のコインを提供してくださることで実現した、叶えられないと思っていた戦い。
チームのピペさんとそのみんさんも快く応じてくださり、集結したパーティー。



「武闘家・スーパースター・僧侶・魔法使い」




それは、あまりにもイレギュラーなパーティーでした。






DSC02828.jpg

~道中にて~

「写真とりたい
(背後に悪霊3人……!すげえ迫力のある写真になりそうだ……!わくわくわくわく)」

「戦闘前ってバズズしか見えないんだよね」

「え」




123872701.jpg

アトラスとベリアルは心の瞳できっと見えるそうきっと見える





戦闘開始後躊躇することなく、バズズを押しながらタイガークローを繰り出すそのみんさん、ラリホーマを唱えるキャナルさん、天使の守りや回復に回るピペさん。

わたしは…?
開幕と同時に動き出す3人とは対照的に、緊張、焦り、不安、知識不足…いろんな要因が重なり、わたしの操作する手はぴたりと止まっていました。


ラリホーマが効きベリアルとアトラスが止まってくれると、ようやく冷静に行動を考えることができるようになりました。
早詠み、心頭滅却、魔結界、魔法陣、ラリホー……どれを最初にすればいいのか。
とにかく敵から逃げればいいのか、武闘家の後ろに回ればいいのか、ラリホーマがしやすいように密集すればいいのか。
どれが正解だなんて分からなかったけど、ラリホーマが結構効いてくれていたので、わたしは攻撃に回ることにしました。早詠み、覚醒、バズズにメラミ。いつものパターンです。
ピンチの時にラリホーをすぐ唱えられるように魔法陣も作っておきます。


それでもバズズのすばしっこさと攻撃力の高さにより、武闘家の壁をいとも簡単にするりと抜け、メラミを唱えようとするわたしに襲いかかることが多かったです。
ツインクローに耐えるHPがなく、一発KO。本当に、よく死にました。

それでも、そんなこと分かってるよ、と言わんばかりに、死ぬと同時にすぐに駆け寄りザオラルを唱える僧侶のピペさん。
僧侶が1人しかいないので、死んでしまったらパーティーは一気に崩壊します。
僧侶のHPが赤くなった…!と思っても、あらかじめかけておいた天使の守りが発動する。
全体攻撃直後に唱えられるベホマラー。
パーティーが全滅寸前になりそうなときに必殺技が発動。運が味方をしてくれることもありました。


スーパースターのキャナルさんのラリホーマの威力は本当に凄かったです。
3人がバズズへの攻撃やパーティーの回復に尽力している間、離れたところでずっと一人でアトラスとベリアルと格闘していました。
自分が標的にされていると分かったら、すぐにボディーガードを呼び、僧侶の負担を軽減。
「金のボディーガードが出て、ちょっと嬉しかったにゃ」と無邪気に喜ぶキャナルさんが、可愛かった。


バズズには呪文がとても効きにくいので、武闘家のそのみんさんのタイガークローが攻撃の主力でした。
敵を押すだけでなく、イオグランデが発動されると分かったらすぐに敵から離れる対応の速さ。
仲間のMPが足りないと思ったらさりげなくせいすいを配り、時には世界樹の葉を惜しみなく使うそのみんさん。




3匹いたはずの敵は、バズズが消え、アトラスが消え…気がつけばベリアル1匹になっていました。
思わず「ふう……」と安堵の声を漏らすピペさん。
1匹になればいつものボス戦です。
ヘルファイアは、はごろも装備で固められた魔法使いにとってボーナスターン。
さらに自身にマホカンタを唱え、イオグランデのときに突っ込んでみたり。



そしてついに。
悪霊の神々の討伐を、魔法使いでも、達成することができました!




DSC02829.jpg

ていうかアトラスに関しては初対面でした。
気付いた後には倒していたけど。ごめん。





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出でよ!!!!仮面!!!!!はああああああああ!!!!!!!





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無念








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そんな感じで悪霊の神々に5戦挑ませていただきました。
5戦全勝。仮面は0。
手元に残った、6つの破片。

最悪でもあと4回戦えば、仮面を手に入れることができます。
わたしがドラクエを休止する前に仮面を手に入れることは叶えられなかったけど、復帰したら足りない4つの破片をのんびりと集めよう。勝てたことを、今後の自信に繋げよう。
しかしそんな暢気な考えは、思いもよらぬ形で裏切られました。










「今、わたし悪霊のコイン1枚持ってるんだけど、
まだ、仮面手に入れてないんだよね?」




あまりにも唐突、唐突すぎました。


わたしがログインできる、最後の日のこと。
真災厄撃破、記念撮影に盛り上がり、解散間際に切りだされたシルフィさんの言葉。




「あのメンバーで、もう一度行っておいで。そして、勝って、仮面出してきて!」




ちらりと時計に視線を移すと、時刻は0時半を廻っていました。
落ちてしまえば、もうアストルティアには戻ってこれません。


「あのメンバー」

わたしは不安な面持ちで、キャナルさん、ピペさん、そのみんさんの様子を伺いました。


これが本当の最後の冒険になる、寂しい思いをぐっと堪えて、でも、思いがけず舞い降りてきたチャンスに決意を固めて、わたしは口を開きました。




「……ありがとう!行ってきます!」




シルフィさんから託された1枚のコイン。
白チャットでの声援は、躊躇するわたしの背中をぽんと押してくれました。




DSC02859.jpg








124921499.jpg


何としてでも仮面を出したい。

そう、仮面を手に入れることに意識をとられすぎて、本質的な何かを失っていたのかもしれません。







負けました。








前は5回とも勝ったのだから。前みたいに、前みたいに。
今までとなんら変わりはないやり方だったはずなのに。

気持ちが、気持ちが足りなかった、そんな気がしました。
5勝できたことに油断していたのかもしれません。
真災厄の長丁場を終えた後で、集中力が切れていたのかもしれません。



まるで悪霊の神々たちが、最後の試練を与えているかのようでした。




笑顔で送り出してくれたシルフィさんになんて伝えればいいのだろう。あわす顔がないや―――
キーボードに添える手が、小刻みに震えながら、止まっていました。



いろんな思いが頭の中をぐるぐると駆け巡っているとき、そのみんさんが口を開きました。


「準備できた、行こう」



え……?と尋ねるわたしに、錬金が成功したんだ~と微笑むそのみんさん。
早く、早くと急かされて、わたしは状況を整理できぬまままほうのカギを使いました。


バザーで買ったばかりのコインを投入するそのみんさん。
奥で待ち受ける相手までの道のりを走りながら、わたしは静かに、だけど強く思いました。
絶対、次こそ、勝ってやる。



「ユニフォームを、脱ぎます」

直接的でも、比喩的でもない、それにも関わらず、キャナルさんのその言葉には強い闘志が籠められているように感じました。
そっか、あのときはユニフォームじゃなかったっけ。
真災厄に勝利した時の、桜色のユニフォーム。
しばしのお別れだね、とわたしもユニフォームを脱ぎ、はごろもに着替えました。





悪霊の神々たちとの再びの対面。
キャナルさんの方を伺うと、なかなか眠らない様子のアトラスとベリアルたち。
いつでもラリホーに回れるように。僧侶が忙しそうだったら、世界樹の葉を。
パーティーに細心の注意を払いながらわたしはメラミを唱え続けました。

しばらくして、そのみんさんがバズズの攻撃に耐えきれず倒れました。
パーティーは半壊、わたしは道具袋から世界樹の葉を取りだしました。
待っててそのみんさん、駆け出そうとしたとき。

アトラスの大地の怒りに、わたしの足もとが掬われました。しまった、転んで動けない。
そんな動けないわたしを嘲笑うかのように、不敵に微笑みながらアトラスから繰り出される追加の一撃。



2回目の全滅でした。







何故勝てない。何で。
悔しさと行き場のない怒りに、わたしの拳にぐっと力が入りました。



「ちょっと待ってて」

明らかに淀んでいるパーティーの空気を振り払うかのようにキャナルさんが口を開くと、バザーに駆け込んでいました。
タッチの差って買えなかったというのは、きっと2人のことだね、とピペさんは笑っていました。





3回目の挑戦でした。





「寝てください!」


ラリホーマを唱えるキャナルさんの声が、閉鎖された空間に響き渡ります。


あのときもキャナルさんが叫んだら、本当にアトラスとベリアルは寝たんだよなあ。キャナルさん自身がびっくりしていたっけ。
キャナルさんの叫び声は効力抜群すぎる、と最初に挑んだときの戦いのことを思い出し、わたしは思わず笑ってしまいました。
わたしはキャナルさんの横に立つと、暴走陣をそっと張りました。



時刻は1時半に差し掛かろうとしていました。
真災厄とこの2戦によって、全員の気力と集中力は限界を迎えてもおかしくないはずなのに。
ただ黙々と、自分のやるべきことを、確実に。
無言のパーティーの気迫は、今までの悪霊との戦いの中で最高潮に高まっていました。








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勝ちました







やったー!と喜ぶわたしの元に現れた赤く光る宝箱。



「開けてにゃ」

キャナルさんはわたしに向かってそう声をかけました。






破片、だったら……?


鎮座する宝箱の横目にしながら、わたしの体は震えました。
これがラストチャンス。
開けたくなかった。
開けてしまったら、達成感がきっと破片の悲しみに変わるから。喜びが寂しさに変わるから。
もう迷宮に来ることも、ボスに挑むことも、仲間を組むことも、励ましあうことも、喜び合うことも、暫くない。





破片…、だろうなあ。



心の中の疑問は確信に変わりつつありました。
3人に急かされながら、ははっ、とわたしはため息混じりに失笑すると、宝箱に近づきました。
宝箱が開くその音は、空白の時間は、長いようで、一瞬で。


























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みんなで仮面つけて、写真とりたい!

笑顔とともに滲む涙を隠すのに、真新しい輝きを放つ手に入れたばかりの仮面はあまりにもぴったりでした。
一変して無機質な表情になった自分の姿がおかしくて、おかしくて。











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ほんとにほんとに、ありがとう!






おわり。






正直、悪霊との対戦のことは事細かに覚えていなかったり……
もしかしたら事実と相違する部分もあるかもしれませんが(フィクション的なあれではない、必死さで記憶が薄れてる)
わたしが思ったこと、そう感じたことを素直に書いてみました。ぐふふうへへ。


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